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 平成24年10月3日、尾西信用金庫との産学連携に関する包括協定を締結いたしました。
 修文地域研究センターは大学の教員、職員、学生/生徒を地域と結んでいく機能をもち、より開かれた教育機関のための実践的活動を行っていくものです。この度尾西信用金庫と修文地域研究センターはこの産学連携契約を通じて、4つの柱にもとづき一宮市のまちづくりに貢献していくことを目指していきます。

1. 地域づくり構想への提言・貢献

 尾西信用金庫は、長年、金融サービスの提供にとどまらず文化的・社会的貢献活動を通じて地域の活性化を支援してきました。修文地域研究センターと尾西信用金庫は協働して、研究成果及び人的資産を含めた知的資産の社会への活用を進めていきます。地域の人々がイキイキとした毎日を送る為のヒントとなる情報を、セミナーや講演会の開催をとおして、尾西信用金庫のコミュニティホールを中心に発信していきます。

2. 産業界との連携活動

 産学官連携を通じ、地元産業界とも情報共有、連携を深めます。産業界との連携は、修文地域研究センターにとっても重要な視点です。尾西信用金庫は地域の金融機関として、多くの地域企業とも連携して活動をしてきました。修文地域研究センターと尾西信用金庫が連携することによって地元産業界との連携活動を深めます。森本紀行氏の報告にある帯広信用金庫のとかち酒文化再生プロジェクトのような活動をたちあげることができるかどうか。まさに今後の活動にかかっています。

3. 文化を通じた地域づくり活動

 一宮市は文化・歴史という面でも非常に魅力ある地域です。地域の魅力の再認識、再発見につながる文化研究を進めます。また、地域住民と連携して魅力の発掘を行い発信することで、文化や歴史を活かした地域づくりを推進していきます。

4. 国際ネットワークの窓口

 一宮市は現在グローバルタウン構想、フェアトレードタウン構想を進めています。その中で研究、教育、社会的課題に関する情報交換を積極的に進め、まちの国際化に対応していきます。まさに国際化は、一宮市にとっても非常に重要な課題です。この11月26日には一宮市にて、ノーベル平和賞受賞者で東ティモール前大統領のラモス・ホルタ氏をお呼びして、国際シンポジウムも開催されます。新たに完成する駅ビルで一宮の国際的な挑戦の口火が切られます。こうした活動にも修文地域研究センターと尾西信用金庫との包括協定がプラスの役割を果たすことが期待されます。



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